ふたな塾

四国中央市にある進学塾です。

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「人の嫌がることを進んでする」とは

 「人の嫌がること」といっても,他人を誹謗中傷する,暴力をふるうなど,誰もが嫌がることを言っているのではないことを,まずはご理解いただきたい。 考え方のひとつとして,誰もがしたくないな,と思っていることを進んですること。現在,某TV局でマラソンランナーとして走っているが,候補に挙がっていた芸能人は(本音かどうかは不明だが)「走りたくない」というのが前面に出ていた。しかし,今走っているランナーだけは「走りたい」気持ちが前面に出ていたのではないか? このようなランナーのような人が,巡り巡って,「幸せ」をつかむのではないのか。  もうひとつの考え方は,私自身が社会人になり,数年たったあたりから,意識するようになり,実践していること。それは,相手のために何ができるか,を常に最優先で考え,実行すること。 口うるさくいったり,その場面では,相手に不快な思いをさせることも,正直な話,多々あると感じている。しかし,今ここで言っておかないと,相手は将来困る,不利になることは必ず言い,行動しなければいけないことは行動するようにしている。 いやなこと,不快なことを言われるのだから,相手が自分を嫌うようになるのは当然,と考えている。しかし,嫌われても,相手のためになるのであれば,言わなければいけないこと,しなければいけないことを,進んでしていかなければならない,と常に考えている。自分よりも相手が大事だから。

小・中学校で学ぶ理由は?

学校で学ぶ理由は,知識・技能を学び,思考力・表現力・判断力を身につけることである。文部科学省で言われているのはこのようなことである。しかし,これに加えて,大切なものがあると考えている。それは,俗に言われている「生きる力」である。これは「生きていくための力」ではなく,一社会人となったときに身につけておかなければならない力のことを意味する。自分の好きなこと・やりたいことだけをする,優先する。自分にとって都合のいいように解釈し,他人から意見される,反論されるのを嫌う。このように考えていると,当然協調性は身につかない。なんでも「自分が」と言っているから,相手の気持ちを考えることができない。コミュニケーション能力が身につかない。大事なのは,人から言われることは自分にとって大切なことなんだ,言っている本人は,「自分は嫌われてもいいから,あなたのために言っている」んだ,と言われている側が理解すること。言う側は,いやなことを言うことで,毒を吐く。この毒は言う側に還ってくる。言わなければ言う側にとっては無毒であるが,あえて言っている。一時の怒りで成長しないのか,いやなことと感じずに,受け入れて成長するのかは,聞く側次第である。